英国のアンティーク椅子の張替

英国のアンティークチェアの張替のご依頼でした。

近畿圏ですがご遠方よりお越しいただきました。

全体的には奇麗な状態でしたが、腰を掛けると中央部の落ち込みがきつく

ももうらとおしりの横が痛い状態で何とかならないかとのご相談でした。

最初はお写真でご相談をいただき、修繕方法を幾つかご提案させていただきました。

しかしながら実物を拝見させていただくとお写真よりも状態がよろしくありませんでしたのと

少し床から座面までの高さが高いので(体格の違いがあるのでヨーロッパの椅子は高いものが多い)

構造から変更させていただき仕事を進めさせていただきました。



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よく写真を撮り忘れ、今回もお客様提供の1枚


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現状はコイルバネが使用されておりましたが、コスト面といろいろな方がお座りになる様でしたので

現代の構造に変更させていただき、すこし座高の高さを低くさせていただきました。

座高の高さも丁度よく、座り心地もあたりが柔らかくとてもいい感じに仕上がりました。

生地は以前に違う張り屋さんで違う椅子を張替えされた同生地にされ、

これも張替えの醍醐味の1つですね。

象嵌が施された素晴らしい背面がより際立ちとてもいい感じに仕上がりました。


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将来また違う椅子たちも頼むねとお言葉をいただき、とても感謝でした。

またお会いできることを楽しみにしております。

この度はありがとうございました。


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