クラシック肘掛け椅子 座面修繕 ガブリオール(猫脚) 

 

クラシック肘掛け椅子の座面の修理のご依頼でした。

全体的にまだまだ綺麗な状態にも関わらず座面の中身があまりよろしくない状態でした。

生地には破れや痛みもないのにも関わらず座り心地がよろしくないため大変困られていたようでした。

生地はそのままで座り心地を良くできないかと?

可能なのですが、なかなか椅子の形状的に難しいのと基本的には邪道な修理の仕方ですので

お客様にはしっかりとご説明させていただき、まずは1脚修理させていただきO.Kであれば進めさせていただく

流れでお仕事をさせていただきました。

 

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裏から簡単にかさ上げする方法は、たまにさせていただく事はあるのですが今回は一味違います。

仕事にかかると意外と大変で試行錯誤を繰り返し進めていかなければいけませんでした。

元のウレタン、ウェーピングテープもすべて取り除き既存の生地だけになり

新しいウレタンに交換なのですが裏からなのでいつもと勝手が違います。

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経験と創造で進めていき、想像よりも良い座り心地になり一安心!

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写真でも盛り具合が見て取れます、難しく大変でしたがいい感じに

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お客様にお座りいただくと「残り全部持って帰って」と一言、嬉しい限りでした。

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修理の仕方としては邪道かもしれませんがお客様のご希望に添えたことご満足していただけたことから正道に!

私も物凄くいい経験になり感謝いたしております。

このたびは誠にありがとうございました。

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